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中国 知財保護を強化する意向が明らかに

2019.11.29

今回は、弊社、研究開発の担当者から、「中国の知財保護ってどうなっているの?」って質問され、ちょうどタイミング良く、11月24日に中国の共産党中央弁公庁と国務院弁公庁は「知的財産権保護の強化に関する意見」を発表したので、医薬関係の情報から趣を変えて、今後、中国における知的財産権の保護に関する話題を記載します。

 

「知的財産権保護の強化に関する意見」の中では、知財保護に関して段階的な目標を設定しており、「まず、2022年までに権利侵害の現象が効果的に抑制され、権利保護の状況はよりよく改善される。次に2025年までに、知的財産保護の社会的満足度は高いレベルに達し、維持され、保護能力は効果的に改善され、知識の価値を尊重するビジネス環境が整えられ、イノベーションを促進する知的財産システムの基本的な保証機能はより効果的に発揮される」と述べられております。

また、知的財産権の保護はより厳格な執行、より高い補償、より迅速な保護の方針を示しており、そして法律、行政、経済、技術など総合的な保護システムを強化して、現在の権利保護における不満が多い『証明するのが難しい、長いサイクル、高コスト、低報酬』といった状況を改善していくとしている。また知的財産権に関する基本法を策定する必要性と実現可能性を調査し、特許法、商標法、著作権法などの改訂と改善をスピードアップするとしている。

国家知的財産権局からは、この【知財保護】プロセスにおいて、中国は中国内資企業と外資企業を「知的財産権を平等に扱い、平等に保護する。先進国と発展途上国のそれぞれの強みの分野における知的財産権の保護の強化に注意を払い、国際社会から広く認識される」と発表され、今後、知財保護について厳格なルールの下運用されると強調している。

国家知的財産権局の関係者からは、中国は知財保護の確固たる擁護者であり、重要な参加者でもあり、知的財産権に関する国際ルールの積極的な構築者であり、世界中の国々と協力して、包括的でバランスのとれた効果的な知的財産権を構築すると意見が添えられた。

(出所:国家知識産権局のウェブサイト、2019/11/24と2019/11/26)